こんにちは!あおばです!🌱
さて、前回に引き続き
ブログを読まれた方から
自分の言葉で、アウトプットする方
自分のクラスの子に
あてはめて考えてみたという方
私にとっても学びになるような
アウトプットが
たくさん届いています。
ブログを読んでも、
そのままにしてしまう人は
たくさんいます。
でもそれだと
学びにならないんですよね。
私自身も勉強したことを
人にアウトプットするように
なってから
ぐんと、理解が深まって
子どもたちの前でも
「あ、あれ使える!」と
学んだことと実践が
つながるようになったんです。
せっかく子どもたちのために
時間を使って勉強しているので
効果を最大化するためにも、
もう一歩、踏み出しましょう!

今回は
トラブルに強いクラス
をテーマにお伝えしていきます。
みなさんは
トラブルに強いクラスとは
どんなクラスだと思いますか?
ートラブルが少ないクラス
ー起きたとしても
小さなトラブルで済むクラス
実はこれ、どちらもちがうんです!
どんなクラスのことだろう?と
さらに考えながら
読み進めていってくださいね!

こういうとき、
反対の状況を考えてみると
イメージが具体的になります。
トラブルに弱いクラス。
それは、
トラブルが頻発する
もちろん怪我やいじめにつながる
大きなトラブルも起きる。
そして、それによって
クラスが崩れていくクラスです。
一度トラブルが起きて
炎上すると、鎮火難しく
長引きます。
しかも、
トラブルが大きくなるにつれて
1つ目の対応をしている間に
2つ目、3つ目のトラブルが
連鎖的に起こります。
そんな中で、
先生も子どもたちも
ストレスに耐えきれなくなって
崩壊していきます。

恐ろしいですが、
1つ目のトラブルの対応中に
2つ目が…というのは
日常でも経験があるのでは
ないでしょうか。
落ち着かない日々だと
小さな怪我も多いし
「先生、〇〇に〜って
言われた。」
という訴えも多くなります。
これが、トラブルに弱いクラス
だということなので
トラブルに強いクラスが
どんなクラスなのか、
見えてきましたね。

そうです。
トラブルに強いクラスは
例えトラブルが起こったとしても
動じません。
そもそも、トラブルを
トラブルと捉えていないのです。
みんなで解決するべき課題だと
思っています。
対応の最中は
しんどい思いもあります。
でも、これからどうしていこうと
解決の方向がわかれば
そこに向かって
進んでいくことができるのです。
トラブルも、
人との関わり方の学びです。
国語や算数と同じで
今日、こうやってみたら
失敗してトラブルになってしまった。
次は、こうしていったらいい
ということを友達や先生と話して
知ることができた。
これはもうトラブルというより
学びですよね!

嫌な記憶として残ることを
避けられるのです。
そうなれば、
このクラスで積み重ねていく
思い出は
楽しいイベントの思い出です。
この思い出が積み上がることで
子どもたちも、そして先生も
「このクラスで過ごせて
よかった!」
と思うようになります。
こんなクラスを実現する鍵は
当然、先生が握っています。
正直、簡単なものでは
ありません。
今回紹介するノウハウ以外にも
細かな要素がたくさんあります。
でも、まずは大きなポイントを
押さえることで
うまくいく可能性を
あげていきましょう!
そして、ぜひ他の記事からも
大事な要素を吸収していって
ください!
頑張りましょう!

では、早速本題に入ります。
まず、トラブルは
少ないに越したことは
ありません。
でも、「ゼロにしよう!」
という考えは危険です。
確かに、トラブルは
先生にとっては面倒ですが、
トラブルを乗り越えてこそ
学びがあり、
集団としても成長できます。
学級は、子どもが所属する
最も身近な社会です。
集団の中でどう生きるかという
社会的な力を養うことも
学校に来る大きな目的です。

そんな中、トラブルをゼロに
しようと予防してしまうと
学びや成長の機会を
奪うことになってしまうのです。
先生という存在がいなくても
自分でトラブルに立ち向かったり
もしくは避けたりする術を
知らない子どもは
簡単に打ちのめされてしまいます。
行き着く先は
「俺がこんなふうになったのは
〇〇のせいだ。」
と他責思考に縛られた未来です。
自分の教え子が
そんな思考に染まって、
事件でも起こしてしまうほど
悩んでいたら、
とても苦しいですよね。

たかが教師、されど教師。
子どもにとっての1年は
これからの人生を生き抜く
ためのかけがえのない時間です。
学びになるトラブルは
経験させましょう。
もちろん、
その子が限界を迎える前に
先生が気づいて止める
という前提のもとで、です。
先ほどもお伝えしたように
トラブルに強いクラスは
トラブルを通して成長します。
トラブルが問題事としてしか
捉えられず、
人生の学びになっていない
クラスでは、
トラブルをきっかけにして
クラスが崩れていきます。
その分かれ道を決める鍵は
みんなが当事者になるという
ことです。

例えば、
最近友達を苗字で呼び捨てに
する子どもが何人か出てきて、
ある子が、
「先生、〇〇さんに
『やまだ!』って強く
言われて嫌だった。」
と言ってきたとします。
これはこの子と山田さん
だけの問題ではありませんね。
まずは個別に呼んで
話をしますが、
その後、この話題を
全体でも取り上げます。
あくまで、
「最近先生の耳に
聞こえてくるんだけど…」
と、私自身が気づいた問題として
扱います。
話の流れは次の通りです。
①現状を伝える
②クラスみんなを巻き込んで
具体的にイメージする
③これからの行動を確認する

①現状を伝える
「最近、友達のことを
苗字の呼び捨てで
呼んでいる人が増えてきたね。」
気づいている人いる?
ここで、子どもたちに
返すのもポイント。
自分は呼び捨てにしていなくても
そういうことがクラスで
起きている、となれば
他人事でいてはいけないのですから。

②クラスみんなを巻き込んで
具体的にイメージする
例えば、
「『田中、ありがとう!』
って言われて、
田中さんどう?
ありがとうの気持ち
伝わってきた?」
「『佐藤、ごめんね』
どう、佐藤さん?
許してあげようって思う?」
と、いろいろな子の名前を呼んで
実際にどう感じるのか
考えさせます。
呼び捨てにしている子も
していない子もランダムに呼びます。
ここでも、全員に考えさせることを
意識して指名します。

③これからの行動を確認する
「いくら相手の子がいいって
言ったとしても、
今みんなに聞いたみたいに
呼び捨てでは気持ちは
伝わりません。
先生はクラスのみんなが
楽しく、安心して過ごして
ほしいから、
名前は呼び捨てにするのは
やめようね。」

個別に、「呼び捨てはダメ!」
と言っていては
イタチごっこ。
そして、どうしてダメなのか
納得いかない子もいるでしょう。
でも、みんなで考えたことなら
みんなで守っていこうという
団結感も生まれます。
これが、トラブルへの強さを
生み出すのです。
あなたのクラスでも
必ずこの状況を作れます。
トラブルは起こって当たり前!
それが学びの機会に
なるのだから、
トラブルが起きたことを
悲観しすぎないでくださいね。

ただし、学びになるかどうかは
先生がトラブルをどう捉え、
子どもたちにどう話すかに
かかっています。
「また!」とイライラする
気持ちもとってもよくわかりますが
深呼吸をして、
さっきの流れを思い出して
くださいね!
あれ、もう忘れちゃいました?
①〇〇を伝える
②〜〜〜〜〜〜〜して、
具体的にイメージする
③これからの〇〇を確認する
思い出したら
忘れないうちに
公式LINEにアウトプット
しちゃいましょう!
▶︎忘れないうちにどうぞ!

ここで、アウトプットするのか
インプットで終わるのか…
その分かれ道の先に
どれだけ効果の違いが出るか、
みなさんならもうお気づきですよね!
今日はアウトプットの返信に
追われることになりそうですね!
お待ちしています!

自分がしかけたことや
自分の言葉で
子どもたちが成長してくれるのは
本当に嬉しいものですよね。
先生は
そんな貴重な瞬間に立ち会える
とても素晴らしい職業です!
みなさんも、ぜひ子どもたちと
かけがえのない、素晴らしい時間を
過ごして
素敵な教員人生を送ってもらいたいと
思います。!
ここまでご覧いただき
ありがとうございました!
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